石号バナー

石号について

国の天然記念物であり世界的にも人気が高い小型日本犬の「柴犬」ですが、そのルーツはご存じでしょうか?

柴犬のルーツは昭和初期に島根県益田市美都町にいた石州犬の「石(いし)」であることが判明しています。

石号は下山信市さんという猟師に飼われ猟犬として活躍していましたが、1936年、石号が五歳の時に貴重な純粋日本犬として見出され東京へ渡りました。

その後、伝染病に倒れることなく良き雌犬や子孫に恵まれ、「柴犬の祖犬」となりました。

そして、その子孫たちも伝染病や戦火を逃れたことから「強運の犬」とされています。

また、一般的な柴犬にはすべて石号の血が流れており、数ある犬たちの中から、柴犬の祖犬となった石号は、まさに「強運の犬」といえるでしょう。

 

家系図

石号の子孫である「中」は、様々な展覧会で最優秀賞を獲得したため 「戦後柴犬中興の祖」と呼ばれています。

石号家系図

 

 

石号に会いに行こう!

石号の石像は2箇所に設置されています。

制作者の手で、石像のどこかに「石」という隠し文字が彫られているとのこと。
石号記念館・美都温泉の石像はそれぞれ違う場所に彫られていますので、どちらもゆっくり探してみてください。

見つけたら強運の犬「石号」にあやかれるかも…?
もし見つけてもくれぐれもご内密に、お願いします。

石号の生家

〒698-0201 島根県益田市美都町板井川252

石号の生家の隣に記念館が併設されており、さまざまな資料を見ることが出来ます。

石号の里1
石号の里2

美都温泉湯本館

〒698-0202 島根県益田市美都町宇津川ロ630-3

美都温泉や道の駅「サンエイト美都」では石号をモチーフにした ファイルやお酒などのグッズのほか、手作りのキーホルダーなどが 販売されています。